よっぴーのお得でヲタクな情報.jp

知ってて得する情報とヲタクな情報を中心に発信していくフリーターブログです。

【欅坂46】4thシングル「不協和音」歌詞解釈〜魔曲と呼ばれた魂の楽曲〜

「魔曲」不協和音

欅坂46の大ヒット曲の1つである「不協和音」

 

この楽曲で2017年の紅白歌合戦にも出場しました。

 

 

しかし、この楽曲はメッセージ性が非常に強く、さらにパフォーマンスも激しいため、不協和音を披露すると、感情を込めすぎたメンバーが体調を崩したり、パフォーマンスが激しい故に、過呼吸になったりと、この楽曲のパワーは測り知れず、ファンの間では「魔曲」と呼ばれています。

 

今後もうパフォーマンスを見れないのではないかとも言われていたこの「不協和音」ですが、先日の東京ドーム公演のアンコールで約2年ぶりにパフォーマンスが披露され、大きな話題を呼んでいます。

yoppy-ichinichi.hatenablog.com

 

そんな強いメッセージ性の込められた「不協和音」の歌詞を考察していきたいと思います。

 

不協和音 歌詞

f:id:yoppy-ichinichi:20190920121216j:plain

僕はyesと言わない

首を縦に振らない

周りの誰もが頷いたとしても

 

僕はyesと言わない

絶対沈黙しない

最後の最後まで抵抗し続ける

 

叫びを押し殺す

見えない壁が出てきた

 

ここで同調しなきゃ裏切り者か

仲間からも撃たれると思わなかった

oh! oh!僕は嫌だ!

 

不協和音を僕は恐れたりしない

嫌われたって僕には僕の正義があるんだ

殴ればいいさ

一度妥協したら死んだも同然

支配したいなら

僕を倒してからいけよ!

 

君はyesと言うのか

軍門に下るのか

理不尽なこととわかっているだろう

 

君はyesと言うのか

プライドさえも捨てるか

反論することに何を怯えるんだ?

 

大きなその力で

ねじ伏せられた怒りよ

見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか

真実の声も届くって信じていたよ

oh!oh!僕は嫌だ!

 

不協和音で既成概念を壊せ

みんな揃って同じ意見だけではおかしいだろう

意思を貫け!ここで主張を曲げたら生きてる価値ない

欺きたいなら僕を抹殺してから行け!

不協和音を僕は恐れたりしない

嫌われたって僕には僕の正義があるんだ

殴ればいいさ 一度妥協したら死んだも同然

支配したいなら僕を倒してから行けよ!

 

discord,doscord

yeah!discord

不協和音 歌詞解釈

f:id:yoppy-ichinichi:20190920121827p:plain

僕はyesと言わない

首を縦に振らない

周りの誰もが頷いたとしても

 

僕はyesと言わない

絶対沈黙しない

最後の最後まで抵抗し続ける

ここでは周りの意見がどうかは関係なく、自分は自分の意思を貫くと言う、この「不協和音」の歌詞の縮図のような部分です。

 

「不協和音」は、音楽用語であり、2つ以上の音が協和しない音程関係を持つものと言う意味。

 

対義語に「協和音」と言うものがあるが、こちらは2つ以上の音が快く耳に響き合うような音と言う意味がある。

 

周りと調和することつまり「協和」するのではなく、周りがなんといっても、抵抗し続ける、自分の意思を貫くと言う意味の込められた部分です。

叫びを押し殺す

見えない壁が出てきた

 

ここで同調しなきゃ裏切り者か

仲間からも撃たれると思わなかった

oh! oh!僕は嫌だ!

 しかし、自分の意思を貫き通すことは簡単なことではないのです。

 

周りの人間に自分の意見は押しつぶされそうになることもあります。

 

大人や上司、身分が上の人、グループや多数派のリーダーなどが思い浮かぶのではないでしょうか。

 

立場が強い人などが言うことに同調しなければ行けないような雰囲気になること、ありますよね。

 

そう言う人が立場が弱い人の意見を押しつぶしてしまうこともあります。

 

それは形には見えない形で潰されることもあります。

 

権力がものを言うことが多いのがこの世の中ですね。

 

そういったものは「見えない壁」なんでしょう。

 

こういった権力にはむかうと、自分の立場も悪くなってしまうため、大抵の人は自分の叫びを押し殺してしまいます。

 

また、自分の仲間だと思っていた人も、自分自身の身を守るため、同調してしまいます。

 

ここで同調しなければまるで裏切り者になってしまうかのように。たとえその意見が正しくなくても。

 

そんな状況を「僕」は嫌だと思っています。

不協和音を僕は恐れたりしない

嫌われたって僕には僕の正義があるんだ

殴ればいいさ

一度妥協したら死んだも同然

支配したいなら

僕を倒してからいけよ!

 

それでも「僕」は抵抗することをやめません。

 

周りがなんと言おうと、嫌われたっていいから自分の正義を貫き通します。

 

抵抗することで殴られたり、自分の立場が危ぶまれるようなことになっても気にしない。

 

支配したいのならばそれに全力で立ち向かっていくと言う強い意思を感じさせます。

君はyesと言うのか

軍門に下るのか

理不尽なこととわかっているだろう

 

君はyesと言うのか

プライドさえも捨てるか

反論することに何を怯えるんだ?

あなたは同調してyesと言うの?

 

その正しいとも思わない理不尽だと思っている傘下に入るの?

 

それでいいの?

 

プライドも捨ててまで、なんでそんなに反論することに怯えるのかと言うことを「僕」は疑問に感じ、訴えかけているようですね。

大きなその力で

ねじ伏せられた怒りよ

見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか

真実の声も届くって信じていたよ

oh!oh!僕は嫌だ! 

 自分の叫びを抑えつけようとしてくる「大きな力」。

 

それは見て見ぬ振りをしなきゃ行けないのか?

 

自分の叫びを伝えればその声は届くものだと信じていた「僕」はどこか今の世の中を嘆いているようですね。

 

不協和音で既成概念を壊せ

みんな揃って同じ意見だけではおかしいだろう

意思を貫け!ここで主張を曲げたら生きてる価値ない

欺きたいなら僕を抹殺してから行け!

不協和音を僕は恐れたりしない

嫌われたって僕には僕の正義があるんだ

殴ればいいさ 一度妥協したら死んだも同然

支配したいなら僕を倒してから行けよ!

 

 

既成概念とは、客観的に見て社会から認められている考え方のこと。

 

ただ、その客観的に見て認められている考え方だけでは解決できないものもあるはずです。

 

みんな一緒の意見ではおかしいし、既成概念に沿った周りと同調するだけのうわべだけの声ではなく、真実の声を届けなければいけないことも世の中には多くあります。

 

だからこそ、どんな権力にも屈せず、自分の意思を貫くことが大切であり、「僕」は嫌われたって自分が戦うことはやめません。

discord,doscord

yeah!discord

discordは「不和、不一致」と言う意味。

 

不和や不一致を推奨しているような部分ですね。

 

周りと同調するだけでなく、自分の意思を貫き通し、時には権力や既成概念に立ち向かって生きていこうというメッセージ性を感じますね。

 

不協和音を恐れるな

f:id:yoppy-ichinichi:20190920121750p:plain

周りと同調しないことは勇気がいりますよね。

 

だからどうしても周りの意見に流されたり、自分の意見を押し殺して指示にしたがったり...

 

不協和音に出てきている歌詞は、現代の社会の様子を映したような歌詞ですね。

 

また、そこで自分の声を押し殺して生きている人たちも多くいます。

 

だけど、それでいいのか。

 

自分の意見を押し殺さずに戦っていこうという強い意味とメッセージが込められた楽曲です。