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【日向坂46】上村ひなのソロ曲「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」MV公開!!驚異の変化球3期生! #歌詞

「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」MV公開!

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10月2日発売の日向坂46サードシングル「こんなに好きになっちゃっていいの」に収録される上村ひなのさんのソロ曲「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」のMVが先日公開されました。

 

日向坂46でソロのMVが公開されるのは上村ひなのさんが初になります。(ソロ曲は齊藤京子さんなどが過去に歌っています)

 

 

上村ひなのさんは3期生でありながら、日向坂46で一番早くソロ曲のMVが撮影されることになり、注目度の高さが伺えます。

 

予測不能、無限の可能性を秘めた唯一の3期生

上村ひなのさんは日向坂46唯一の3期生です。

 

たった一人の3期生でありながら番組では予測不能な行動で番組を盛り上げます。

 

上村さんのキャッチフレーズにある「いつでもどこでも変化球」という言葉がまさに当てはまる人物と言っていいでしょう。

 

幼いルックスでありながら、行動は予測不能で大胆なことをしたり、今回公開されたMVでは見ている人を釘ずけにするダンスと演技力でファンを魅了したりします。

 

さらに、歌声は少し低めの「いい声」を出し、それもまた見た目とのギャップが大きく、まさに「変化球」。

 

全てが変化球ですが、礼儀正しく、「ソーシャルマナー三級」の資格も持ち合わせています。

 

超逸材の3期生です。

 

日向坂46のなかで最年少ということもあり、先輩にも可愛がられてすくすく育っています。

 

これからの活躍が楽しみですね。

 

「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」歌詞

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一番好きだとみんなに言っていた

小説のタイトルを

全然思い出せないのは

本当はそんな好きじゃないんだ

 

好きじゃないんだ

 

僕がなりたい僕を追いかけても

腕をするりと抜けて

どこか知らない場所へ消えていく

 

理想なんて非現実的な

夢物語じゃないか

ただ口当たりのいい

諦めさせないためのニンジンだろう

遺伝子組み換えされた

そんな欲望の出口

忘却しかないんだ

 

知らぬ間に 諦めることだけが

上手になってきた気がする

大人になるっていうのは

そういうことだってわかった

覚えなくていいことばかり

頭に満タンなんだ

 

一番好きだと自分で思ってた

小説のタイトルが

なかなか出てこなかったのは

多分そんな好きじゃないだけ

 

人はなりたい自分になれないから

思い悩んで苛立って

妥協しながら見栄を張るんだ

 

本当なんて自己申告には

説得力がないね

他人から見える僕が

どう思われたいかの口実だ

印象操作するように

知的でスタイリッシュな

イメージが欲しいんだ

 

そんな軽薄な本音を

軽蔑している自分に

気づかないふりして

相変わらず僕はずっと

昔からの嘘を通してる

もう辻褄合わなくなって

なんだか逃げ出したい

 

一番好きだとみんなに言っていた

小説のストーリーに

自信がなくなってきたのは

最後まで読んでないのかな

 

「表紙のデザインも

そこに書いてある自体も

覚えているのに

小説のタイトルが思い出せない

どうしても気持ち悪くて

実家の僕の部屋の

本棚も机の上も

押入れも探したのに

そんな小説どこにもなかった」

 

それは初めからあったのかな?

想像の中の記憶じゃないか

どこかで勝手に作り上げて

大事にしてきた理想の僕だ

 

一番好きだと自分で思ってた

小説のタイトルが

なかなか出てこなかったのは

多分そんな

好きじゃないだけ

 

一番好きだと言っていた小説を

忘れるわけがないだろう

もともと存在しなかった

誰も知らない何か欲しくて僕は

好きじゃないのか...

 

歌詞解釈

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ここで登場してくる主人公は「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトル」を思い出すことができません。

 

一番好きだとみんなに言うほどの小説のタイトルを忘れることなんてあるでしょうか。

 

百歩譲って内容の細かい部分を忘れるようなことはあるかもしれません。

 

しかし、「タイトル」が思い出せないんです。

 

これがなぜかを意味している部分が

 

「他人から見える僕が どう思われたいかの口実だ」

 

「印象操作するように 知的でスタイリッシュな イメージが欲しいんだ」

 

 

この部分に現れていると考えられます。

 

自分が好きだと「みんなに言っていた」その小説のタイトルは、自分が周りから知的でスタイリッシュな印象を受けたいという目的でただの「印象操作」として言っていただけでした。

 

「僕がなりたい僕を追いかけても 腕をするりと抜けて どこか知らない場所へ消えていく」

 

自分がなりたいのは「知的でスタイリッシュ」ないわゆる賢く聡明な人でした。

 

しかし、自分はそんな存在ではなく、小説のタイトルも忘れてしまいます。

 

世間からの印象が大事で、知的でスタイリッシュな自分になりたいばかりで、自分に対する嘘偽りをしてきたこと、そんな嘘偽りで塗り固められた自分の印象は、薄っぺらいもので、その時印象操作のために言っていた「小説のタイトル」も忘れてしまうのです。

 

「そんな軽薄な本音を 軽蔑している自分に 気づかないふりして

 

相変わらず僕はずっと 昔からの嘘を通してる もう辻褄合わなくなって なんだか逃げ出したい」

 

「知的でスタイリッシュな自分になりたい」と言う本音を実は自分も軽蔑していますが、それに気づかないふりしてさらに嘘を積み重ねています。

 

そんな自分を主人公は嫌がっています。

 

「一番好きだと自分で思ってた 小説のタイトルが なかなか出てこなかったのは

 

多分そんな 好きじゃないだけ」

 

この「知的でスタイリッシュ」な「僕」と言う印象を主人公は嘘をついて作り上げていたことをなんとなく確信します。

 

「表紙のデザインも そこに書いてある自体も 覚えているのに

 

小説のタイトルが思い出せない

 

どうしても気持ち悪くて 実家の僕の部屋の 本棚も机の上も

 

押入れも探したのに そんな小説どこにもなかった」

 

この部分からは表紙のデザインや自体など、表面上のことは覚えているのに、内容に直結するであろう「タイトル」は思い出せません。

 

それは嘘で塗り固めた表面上の自分の欲しかった印象が「表紙やデザイン」と重ねられているんだと思います。

 

「タイトル」は自分の本質と重ねられていると考えます。

 

その塗り固められた嘘の印象は今も残っているけど、本質的に「知的でスタイリッシュ」になれない「僕」の中には、本質的なもの(その小説のイメージのような知的さ、スタイリッシュさ)がないんです。

 

だからタイトルが思い出せないんです。

 

そんな嘘の自分をどこか嘆き、これまでの嘘の自分を振り返っているような歌詞だと思います。

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自分をよく見せたくて見栄を張ったり、自分の印象をよくしたいと思ったりすることってありますよね。

 

そんな周りからの印象を気にする主人公を描いた楽曲になっています。