静けさや岩にしみ入る蝉の声
おはよっぴー!
わたしの住んでいる大阪では蝉が鳴き始めました。
もう夏ですね。
岐阜に住んでいた頃、幼少期に蝉の抜け殻を集めて遊んでいたことを思い出します。
蝉は成虫になってからの寿命が短いということはきいたことがありますか?
早ければ1週間で死んでしまうこともあるんです。
幼虫の期間は長いですが、成虫になってからは短いんです。
これは、天敵の多い地上より、天敵の少ない地中の方が生存率が高いため、地中でじっくり成虫になる準備をし、危険な地上には子孫を残すためだけに地上に出るという、子孫を残すための蝉の選択です。
成虫になったこの短い期間で蝉は子孫を残さなければなりません。
オスは一生懸命鳴いてメスを呼び寄せます。
蝉の人生の最後の叫びです。
道端によく蝉の死骸が横たわっていますが、それは人生を全う仕切って役割を終えた姿なんですね。
地上にでて、わずかな期間ですが一生懸命鳴く蝉は全力ですね。
短い命でも全力で燃やす蝉に対して長い人生をダラダラしている自分を比べると、まだまだ頑張りたいと思います。
今はまだ幼虫ですが、しっかり下積みして、いつか成虫になって輝ける日を夢見る今日この頃です。
蝉の命の叫びはうるさいようでどこか切なさを感じさせます。
暑い夏がやってきました。
人生熱く全力で!
ばいばいぴー!
令和元年7月8日