【乃木坂46】桜井玲香最初で最後のソロ曲「時々 思い出してください」歌詞解釈
時々 思い出してください
乃木坂46のニューシングル「夜明けまで強がらなくていい」の初回生産限定版タイプAのカップリング曲に桜井玲香さんの最初で最後のソロ曲「時々 思い出してください」
が収録されています。
桜井玲香さんは先日グループの卒業を発表し、乃木坂46のキャプテンとしての期間もあとわずかです。
このシングルの発売は9月4日。
桜井さんが卒業するのは9月1日ということで、この曲が発売されるときには桜井さんは乃木坂46にはいません。
この曲を聴くことでまさに桜井さんのことを「思い出す」ことになりそうです。
なんだかちょっぴり寂しいですね。
そんな桜井さんのこれまでの思い出や、キャプテンとしてのメンバーへの思い、これからの決意など、桜井さんの思いを詰め込んだような優しい曲になっています。
PVは桜井さんの8年間の膨大な映像の中から厳選された映像が使用されています。
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最初は桜井さんのアカペラで始まります。
時々、私を思い出してください
一緒に過ごしたあの日々
笑ったり泣いたり
振り向けば青春
乃木坂46で過ごした8年間、泣いたり、笑ったり、濃い思い出の場所だったということ、卒業しますが、青春を一緒に過ごした仲間には思い出してほしい、心の中に居続けたいという思いが伝わります。
どんな言葉で伝えようか
決心してから迷いました
どうしてサヨナラ選んだのか
正直なその気持ち
出来ることならばいつまでも
ここにいたいって思ってました
きっと誰もがそう願う
私たちの夢の場所
卒業すると決心してから、卒業発表をすることや、メンバーに伝える時に正直な自分の気持ちをどう伝えようか悩んだという意味ですね。
乃木坂46は夢のような場所で、それだけ大切な場所だからこそ、本当はずっとここに居たかった。
8年間の思い出、夢のような場所であったからこそ、どうやって自分の言葉を伝えるかも悩みが生まれます。
守らなきゃ行けない何かは
次の世代へと繋げばいいと気づきました
時々、私を思い出してください
一緒に過ごしたあの日々
笑ったり泣いたり
振り向けば青春
もう何も 後悔はない
私の背中を押してください
ただ、後輩などが力をつけてきました。
自分がキャプテンとして活動するのではなく、次の世代の乃木坂46を成長させていくためにも、自分がキャプテンとして守ってきたものは次の世代に渡していけばいいと考えるようになりました。
そうやって卒業を決めましたが、やっぱり泣いたり笑ったりした青春の1ページを共にした、そんな大切な仲間の心の中にはあり続けたい。
本当はずっとそこに居たかった桜井さんの心からの素直な思いが「時々、私を思い出してください」という歌詞に詰まっているように感じます。
昔の自分を見てるような
あとからやってきた後輩達
不安と期待が入り交じった
表情が懐かしい
あなた達ならば大丈夫
任せられるって確信して
私もずっといつまでも
遠くで見守っています
どんなことも全力でやること
どうかそれだけは貫き通してくださいね
後から入ってきたいまでは4期生までいる後輩たちへのメッセージが詰まって居ます。
乃木坂46を8年間、キャプテンとして走り抜けた桜井さんだからこそ、この歌詞は後輩にも刺さるものがあると思います。
桜井さんの優しい人柄が表れているような歌詞ですね。
いつかはあなたも わかる日がくるでしょう
どんなにここが好きだったこと
悔しさも辛さも 今は宝物
これからはもう1人きり
自分の人生を楽しみながら
後輩たちも今は泣いたり笑ったり、辛いこともあるかもしれませんが、全力で今を取り組んだ先に、また、卒業する時かもしれませんが、乃木坂という場所がどれだけ好きか気づく時が来る。
どんな思いでも宝物になる。
今は一生懸命全力で取り組んでほしいというメッセージのように感じます。
卒業する桜井さんはこれからはグループではなく個人で歩んでいくことになります。
寂しいけど自分の人生を歩んでいきます
外に出てから歩く道
その道みんなも続くでしょう
だから地図にもなるように 私らしく頑張ります
これから後輩たちもいつか卒業していく時がきます。
そんな時、その後輩たちの道しるべになれるように、後輩たちが活動しやすいような環境にするために、自分も頑張るということが書かれています。
時々、私を思い出してください
一緒に過ごしたあの日々
笑ったり泣いたり 振り向けば青春
もう何も後悔はない 今まで本当にありがとう
これまでの活動に後悔はなく、今までの感謝をストレートに言葉にしています。
優しい曲調で、思いをストレートに伝える曲
作詞は秋元康さんですが、桜井さんの思いをそのまま表現したような、ストレートな歌詞です。
また、優しい曲調は、桜井さんのメンバーを優しく後ろから支えてきた、桜井さんの優しい人柄にぴったりですね。
乃木坂ファンは時々どころかこの曲を聴くたび桜井さんのことを思い出してしまうかもしれませんね。